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Native Instrumentsの人気iOSアプリiMASCHINEが大きくリニューアルしてiMASCHINE 2として新たにリリースされました。iMASCHINEは全4トラック、4×4のパッドや簡易キーボード、エフェクターを装備するモバイル・ドラムマシン・アプリです。

iMASCHINE 2 はiMASHCINE 1のバージョンアップではなく、全く新しいアプリとしてリリースされました。iMASCHINE 1の機能はほぼそのまま残っていますが、新しい機能がいくつも取り入れられ大きくパワーアップしています。特に注目の機能はアレンジ機能が追加されたことで、これからはiMASCHINE 2だけでフルトラックの制作が可能になます。またアップルの新技術3D Touchに対応(iPhone 6sと6s Plusのみ)しているのも注目で、パッドを指で押す強さに応じてベロシティーを制御したり、ノートリピートのスピード値を操作できるようになります。ハードウェアコントローラに近い感覚で操作できるようになり、iOS音楽アプリの新しい境地を感じることができます。

 

 

どこにいても、どんな時も、思い立った時にいつでも音楽制作が可能になるアプリiMASCHINE 2です。インスピレーションが思い立った時に音に出して形にしておかないと、そのインスピレーションはすぐに消えてしまいます。また、外出先で面白い音を見つけた時に、iMASCHINE 2 をレコーダーとして使い、すぐにレコーディングを始められるのも便利です。これならば、通勤時間や移動時間も退屈しません。

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Universal AudioのUADソフトウェア(Apollo/UADハードウェア専用)新バージョン8.4がリリースされました。目立った新機能はないものの、Mac OS X El Captianとの互換性が向上したことで、OSアップデートに悩んでいたMacユーザーにとってはひとつの安心材料となったに違いありません。

また、新しいバージョンに伴い4種類のプラグインエフェクトもリリースされました。Apollo/UADハードウェアのユーザーはいつものように2週間のデモバージョンを試すことができます。

新エフェクト

  • Eventide® H910 Harmonizer®
  • Oxide™ Tape Recorder
  • Marshall® Bluesbreaker 1962 Amplifier
  • Marshall® Silver Jubilee 2555 Amplifier

今回加わったエフェクターの中で個人的に一番興味深いものはEVENTIDEのハーモナイザーH910です。先日、本家EVENTIDEがプラグインコレクションをリリースしたばかりですが、やはりコンピューターCPUだけに依存しなくていいApollo/UADバージョンの方がなんとなく安心感はあります。

H910のオリジナルが発売されたの1976年。それ以来、数多くの実験的サウンドがこのマシンによって作られてきました。H910は厳密に言えば、ピッチシフト、ディレイ、モジュレーションが組みあわさったエフェクトです。地味な部分から派手な部分まで多彩なサウンドを作る事で有名なエフェクターですが、今でいう所のグリッチエフェクトの先駆けとも言えるようなクレイジーな一面も持っています。

UADバージョンのH910はMIDIキーボードからの制御が可能で、入力したオーディオのピッチを手動で操作する事もできます。UADらしからぬ機能で、ちょっとばかり驚いています。

Universal Audio

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コルグのVolca Sampleが装いを新たにし、Volca Sample スペシャルモデルOK GO editionとして11月下旬よりリリースされます。

OK GOは、その驚異的なミュージックビデオで、毎回話題を振りまくユニークなインディロックバンドです。この特別エディションには、アルバム「Hungry Ghosts」で使われているフレーズ100種類があらかじめ内蔵されており、これを自由にエディットしてもっとユニークなサウンドを作ることができます。初回生産の3000台にはOK GOに直筆サイン入りカードも封入されます。OK GOのファンは速攻で入手したいところでしょう。

 

 

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link2

 

Ableton Live の新機能Linkは、複数のiOSデバイスや複数のAbleton Liveソフトウェア(Mac&Win)をWifiネットワークを使って同期演奏させることができる機能です。これまで複数のAbleton Liveを同期させるには通常はMIDIクロックを使ってきたわけですが、ジッター問題等によって必ずしもタイトな同期が行えるとは言いがたいものがありました。また、Wifi-MIDIに関しても同様で、決して信頼性の置けるものではありませんでした。これまで見てきた実験結果から考えて、Abletonがこのような同期機能を大々的に取り入れたことに関してはやや懐疑的な部分もありました。でも昨日から流れているニュース/レビュー記事を見る限り、このLinkはゲームチェンジャーと言えるような、素晴らしい仕上がりであるようなのです。

iOSアプリElasticDrumsのディベロッパーOliver Greschke氏はいち早くAbleton Link機能を取り入れたアプリの開発に取り組んでいます。私も彼とほんのわずかな時間チャットをしたのですが、彼もLinkがお気に入りのようで、「Abletonはかなりいい仕事をしたのではないか」と、かなりポジティブな印象を持っていました。

そのOliver氏による実験ビデオ(3台のiOSデバイスとAbleton LiveをLinkで同期)が昨日より公開されており、ビデオでは途中でスピードを変えたり、一度シーケンスをストップしてもう一度セッションに参加するなどの実験が試みられています。このビデオから見ても、かなりタイトな同期ができていることが分かります。

 

 

Linkは近日公開されるアップデートバージョンに搭載されるとのこと。またディベロッパー向けの開発用プログラムが配布されているので興味あるディベロッパーの方は是非。コルグのアプリも一番乗りしているようです。はやく試してみたいです。

AbletonがやっとiOSアプリに門を開いたということは一つの嬉しいニュースですが、それよりも、エレクトロニック・ミュージシャンがラップトップやiPadを持ってスタジオに集まり、かつてのバンドブームのように、ジャムセッションを楽しむ、そんなカルチャーが盛り上がったら面白いに違いありません。それが派生してコンピューターバンドブームが起こったらそれはそれで吉。

 

Ableton Link

Elastic Drums

 

追記11/4

こちらのデモンストレーションビデオはiOSアプリtriqtraqのデモンストレーションビデオです。triqtraqもLink技術への対応が決まっています。

 

 

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Ableton Live の新しいバージョン9.5と、専用コントローラPUSHの新しいバージョンPUSH 2がリリースされました。Live 9.5へのアップデートは無償、すでに配布開始となっています。PUSH 2 の販売も開始しています。基本価格は699ユーロとなってますが、PUSH 1 の下取りプログラムによって30%オフの価格で購入が可能です。下取りされたユニットは教育機関に無償提供されるとのことです。

PUSH 2

PUSH2 はこれまで共同開発を行っていたAKAIと袂を分かち、純粋なAbletonブランドのコントローラとなりました。サイズは初代よりもやや大きく、厚みはやや抑えられているようです。ディスプレイはカラーになり、波形やエフェクトレベル、ミキサーレベルを鮮明に表示します。64のパッドはリニューアルされ、演奏力の向上が試みられています。

PUSH 2はサンプラー機能のワークフローが取り入れられていることが大きな特徴です。カラーディスプレイにはオーディオ波形が表示され、コンピュータを見ることなしにリアルタイムでサンプリングやスライスができ、ステップシーケンサーやエフェクターを使いながら直ちにパターンの構築が可能になります。またこれまでは不可能だったVSTやAUプラグインの読み込み操作が可能になっています。

 

Live 9.5

PUSH 2 のサンプラーワークフロー搭載に伴い、Live 9.5 ではネイティブプラグインSimplerが大きくバージョンアップしています。インターフェイスを含め、ワープとスライス機能がリニューアルされ、アナログモデリングのフィルターを搭載しています。

Live 9.5 のいちばんのフレッシュな新機能は、Ableton LinkというWifiネットワークを使う同期機能が搭載されたことです。複数のLiveの同期をワイヤレスで行うことができ、ジャム演奏が可能になります。これまで問題が多いとされていた同期タイミングの問題をどう解決しているのでしょうか。設定はどのくらいシンプルなのでしょうか?(Linkはアップデートバージョンにて近日公開)また、iOSアプリとの同期演奏も可能になります。開発用プログラムが配布されることで、Linkに対応するアプリの開発が望まれています。現在までに対応が決まっているアプリとメーカーはAkai、KORG 、Elastic Drums、Loopyなど。

 

そのほかのLive9.5の新機能

  • 波形、メーター、配色など、インターフェイスの視覚性向上
  • ミキサーのレベルメーター(ピークとRMSを同時に表示)
  • アナログモデリングのフィルター(Simpler、Sampler、Operator、Auto Filterに使用)
  • 内臓サウンドライブラリーのアップデート(ドラムキット、アナログフィルターを使用したプリセット、ワンショット、オーディオクリップ)
  • Max Essential Pack (新しい3種類のシンセ Poli、Bass、Multiの追加)*Max for Live要

 

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Ableton 

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1989年に公開された映画「バックトゥーザフューチャー2」で主人公がタイムスリップした世界が2015年10月21日だったということで、先週は特にガジェット/IT系ニュースではこれちなんだ話題がたくさんありました。特にナイキの「自動靴ひも調整シューズ」、レクサスの「ホバーボード」は大注目でしたね。音楽系ではMax for LiveのスペシャリストYehezkel Razが開発した「Time Machine」エフェクトのティザービデオが公開され、これも各種ブログで紹介され注目を浴びました。「Time Machine」はデロリアン(タイムマシン)のコントロールパネルとそっくりで、到着地の日時を入力するとオーディオ信号にフィルターやサチュレーションやモジュレーションがかかり、サウンドはラジオやVHSビデオプレーヤーのようになったりします。劇的な変化は期待できないにせよ、このワクワクさせるインターフェイスとユニークなアイデアに拍手喝采といったところでしょう。

「Time Machine」は本日リリース。Ableton Live Mac for Liveがあれば無償で楽しめます。ダウンロードはこちらからどうぞ。

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