ゲートリバーブは、1979年にフィル・コリンズとサウンドエンジニアのヒュー・パドガムが偶然生み出したもの言われています。リバーブの残響音をゲートで人工的にカットすることによって、鋭いエッジの効いたサウンドが生み出されます。特にゲートリバーブのかかったスネアドラムは世界的に大流行し、まさに80年代を象徴するサウンドだったわけです。日本のアイドル歌謡なんかにまでも影響を与えていました。
そんなレトロ感漂うゲートリバーブではあるのですが、近年、シティポップなど80年代テイストが再評価されていることもあってか、このゲートリバーブサウンドに新鮮味を感じる若者も増えているのだとか。そんなトレンドを受けてか、英国の名門Solid State Logic社がゲートリバーブに特化したプラグインを発売しました。