
受賞歴のあるアプリ「djay」は、これまでデスクトップ、モバイル、Apple Vision Proヘッドセット向けのバージョンを通じてDJ体験の新境地を切り開いてきましたが、今回は新たにMeta Quest向けのバージョンを発表しました。
DJはヘッドセットを装着することで、目の前に広がるバーチャルなDJ機材を自在にハンドジェスチャーで操作できるようになります。VR空間内でターンテーブルやミキサーに触れ、スクラッチやフェード、エフェクトの操作を行えます。
さらに、Meta Quest版のdjayはUSB MIDIコントローラーとの接続にも対応しており、DJが愛用している物理的なデバイスでのミックスも継続して行えます。手元のコントローラーとバーチャル空間のインターフェースが連携し、リアルな触感とARの視覚効果が一体となる新しいDJプレイが実現します。
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Maschine 3.0は、Native Instrumentsの人気ビートメイキングおよびサンプリングプラットフォームの最新バージョンです。今回の大規模なアップデートでは、新たにステム分離機能などが搭載されています。
ここ数ヶ月、Native InstrumentsはMaschineソフトウェアの大規模なアップデートを予告していました。さらに、10月中旬には、Mk1およびMk2 Maschineコントローラーの更新が終了し、販売も終了したことが話題となりました。
そして、ついに11年ぶりとなるメジャーアップデートであるMaschine 3.0ソフトウェアが登場しました。新機能が多数追加されていますが、Maschine+ユーザーはアップデートを待たなければならない点には注意が必要です。今回のアップデートはソフトウェアのみで、ハードウェアに関する大きな変更はありません。Maschine 2.0と同様に、3.0のアップデートも無料ではありませんが、非常に手頃な価格で提供されています。
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ドイツのユーロラックメーカーNeutral Labsが、「シーケンス型マルファンクションジェネレーター」Scroogeをリリースしました。「マルファンクション」とは辞書的には「不具合」や「機能不全」を意味し、Scroogeが生み出すサウンドの不安定さや予測不能さを端的に表しています。
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Native Instrumentsの新しいZ1 MK2は、サウンドカードを内蔵したコンパクトなDJミキサーで、Traktorが持つ基本機能をすべて操作できる設計が特徴です。初代モデルが2013年に発売されてから11年ぶりの新モデルであり、昨年リリースされたX1 MK3と同様に、スタイリッシュなマットブラックのデザインが採用されています。
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スウェーデンのシンセメーカーElektronは、FMシンセサイザー「Digitone」の新モデル「Digitone II」をリリースしました。従来モデルの優れたコンセプトを継承しつつ、3つの新マシン、フィルター、ユークリッドシーケンサーなどが追加され、機能とパワーが大幅に強化されました。これにより、グルーヴボックス+シンセサイザーの組み合わせからさらに多くのパフォーマンスを引き出すことが可能になります。ちょうど10月半ばに従来モデルの1.3ファームウェアアップデートがリリースされたばかりだったため、Digitoneユーザーにとっては驚きと喜びが詰まったニュースとなったことでしょう。
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Minimal AudioのプラグインシンセCurrentがバージョン2.0にアップデートされ、期間限定で通常価格199ドルのところを99ドルで販売されています。(既存ユーザーには無料アップデート)このアップデートでは、新しいPlayビュー、Wave Shifterエフェクト、ポリフォニーの向上、モジュレーション機能の拡張などが追加され、使い勝手と表現力がさらに向上しています。
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